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西式健康法にツッコミ:解剖学的説明。

この記事のテーマは、統合医療にしてみました。

西式健康法には独特の用語があります。

たとえば「グローミュー」。

西式健康法を実践なさっている医師の方々も、同じように

「グローミュー」と表現なさっています。

これで現代医学は認めてくれない!と嘆いても無理ないですビックリマーク

数千年の歴史のある東洋医学でさえ、その概念とか用語とかは

私なりにでも解剖学・現代医学的に説明できるようになってきました。

それを数十年ほど前の西式健康法で使われる用語が、解剖用語で

説明できない(しない)のはおかしいです。

グローミューの説明のところで、1707年にフランスの解剖学者の

レアリスによって発見された、という話が西式の説明にそのまま書かれています。

医師の方々は、もちろん西氏に尊敬の意味でオリジナルの用語を継承して

使っていらっしゃるかもしれません。

でもそれはおかしい。

だからカルトっぽく見られてしまうんではないでしょうか?

私は前から毛細血管にはけっこう興味があって、グローミューって

言葉を知って、何はてなマークって疑問でした。

解剖生理学の教科書をみて当てはまる「バイパス」的な血管といえば・・・

Arteriovenous Anastomosis(AVA)

そしたら何のことはない、AVAとわかったら続々検索にひっかかってきました。

ついでに製品名パジャマル発明者さんのブログをリンクします。

http://ameblo.jp/norinoripat/entry-11403941568.html

実はこのパジャマル(でなくても首をすっぽり覆う腹巻きならぬ首巻き)は

エイジングによる首の肌・皮膚の弛みを解消し、張りを保つのに最適ですビックリマーク

それに、温熱生理学(Thermal Physiology)の研究なさっている方もいます。

http://w2222.nsk.ne.jp/~ntetsuo/booktn01.htm

これは私の実感ですが、冷え性とかっていうのは日本独特だと思います。

AUSではもちろん日本人的な肌(皮膚、動静脈吻合)の持ち主もいますから

気温が低い時は寒く感じる人もいますし、虚弱体質の人は冷え性です。

でも大多数は動静脈吻合が多いかもしれません。

彼ら、寒く感じないです。

あるいは薄着で、ちょっとマフラー程度(このマフラーがポイントビックリマーク)。

あ、でも「私はこんなに寒いのに、寒く感じないの?」って

大柄なオージー男性の腕に触ったらあったたかったので、

吻合でなく毛細血管にちゃんと血液は流れてるかもしれない。

気温が低くなっても足にはビーサンって人も多いです。。。

彼らは薄着です。が、だからって風邪をひかないわけではないです。

そうそう、AUSでは風邪をひいて熱がでたとき、薄着が基本です。

そして子どもだと38℃以上あがったら解熱剤で下げる。

(すぐに薬をつかう人々)

日本だとあったかくして汗かいたら熱が下がる、って思いますが。

日本の方法でも、あったかくするから汗をかくんじゃなくて、

熱が下がる勢いで汗が出るだけですけれどもね。

話がいろいろ飛びましたが、誰かがまったく西式のことに触れずに、

西式の内容を含んだ統合医療を確立したほうがいいと思います。

でもそのときは◯式ってタイトルにしないほうがいいと思いますけどね!

難病治療として西式だけで断食などをするのは非常に危険だと思います。

考え的には西式健康法は西洋医学的だと思います。

とにかく攻めるビックリマーク

生野菜は体を冷やしますし、板の上に乗って寝るのも体に無理をさせる。

今日、さっそく生野菜から青汁を作ってみました。

胃腸はあまり丈夫じゃないので、念のため繊維質をのぞいた青汁で。

私の今の免疫力はそんなに悪くないので、飲んだ時は冷たさを感じましたが、

そのあとあったかくなりました。ホッ

実際、冷やして無理させて極限の反発を使うので、毎日冷やしてるうちに

限界に達してしまい、体力がもたなくて余計に体調を崩して残念な結果に

終わるという場合も多いに有り得ると思います。

ネットで公開されている失敗体験談は数少ないですが、

↓こういう方もいらっしゃいます。

http://null1206.blog54.fc2.com/blog-entry-704.html

ご興味のある方はコピペしてください。

極限で陰から陽に反発できる底力があってこそできることです。

生まれたときとか若い頃から病弱な人々は実は免疫力が高めですから

(だからこそ死なずに生きてのびている)、大人になって病気になった人と

同じに考えてはいけないと思います。

(免疫力の話は私は安保徹教授の本からたくさん知識をもらっています。)

今後西式の知識を活用なさる医師の方々には、ぜひ統合医療として

うまく食養生、免疫、自律神経、皮膚、腸、そしてできれば脳も、

うまくミックスして医療をつくっていただけたらと思っています。

そして私もその統合医療に入りこみたいです。

私は普段、交感神経緊張状態の患者さんを強制的に緊張させて

反発を期待する治療(特に中医学的)はしません。自分が嫌なので。

極限の反発を使うのではなく、ほんわ~りしてもらって、自発的に

副交感神経~交感神経へのスイッチングをうながします。

西式も良さそうだったんだけど、「気性が激しい感じ」が

私には合いそうにないです。残念ダウン

またまた私のウンチクを読んでいただき、ありがとうございました。