オーストラリアwithスペシャルキッズ

個性的な息子たちが日本デビューする日まで

鵜呑み度(メディアリテラシー)チェック

よく、ブログとかで健康情報を発信してる人々が言う言葉。

「鵜呑みにしないで自分で調べましょう、うんぬん」

みんな「自分はそう簡単に鵜呑みにしない。ちゃんと調べて自分で考えてる」と思っている。

私もそう思ってたけど、ある言葉をあやうく鵜呑みにするところでした。

ちょっと気になったので、ほんとかな?って調べてみたら。。。

やっぱりガセネタでした。

というわけで、あなたが本当に鵜呑みにしてないかどうか?チェックしてみましょう。

フェイスブックで私も知った、「とある偉大な人の言葉(引用)」。

I always feel happy. You know why? Because I don’t expect anything from anyone. Expectations always hurt… Life is short… So love your life… Be happy… And keep smiling… Just live for yourself and…

Before you speak? Listen..

Before you write? Think..

Before you spend? Earn..

シェイクスピアの引用だそうです。

知ったときは、あー、これ私が普段思ってることじゃん~!

シェイクスピアの言葉だったんだ~♪

私ったら、シェイクスピアと同じこと考えてる、なんて思ってました。

ここで普通の人は信じたまま終わりで、それはそれで幸せかもしれない。

けど私は、このシェイクスピアの言葉、シェイクスピアがどこで、どのタイミングで、どんな形で表現したんだろう?って気になりました。

それで「鵜呑みにしないで調べて」みたんです。

とりあえずシェイクスピアは学問的に研究されているので、「引用」なのであればどこかに情報源があるはず、と。

そうしたら実際にはそんな言葉は記述としては存在しない、と。。。orz

例えばこんなサイトとか

http://www.opensourceshakespeare.org/

http://skeptics.stackexchange.com/questions/7926/did-william-shakespeare-say-i-always-feel-happy

インターネットというのは正しい情報と同じくらい、あるいはその何万倍以上にガセネタもたくさん存在しているんですね。

どれだけの人がこの「シェイクスピエアいわく・・・」を鵜呑みにしないで、本当に彼の言葉か調べてみるでしょう?

別に実害がないからいい、というわけではないと思うんです。

鵜呑みにしない、というのは、具体的には普段から本当にその情報源はどこなのか、本当なのか、疑い深くあることです。

特にネットにある健康情報のブログやサイトのほとんどは営業販促関連が多いです。

そこで発信された情報や商品について、「鵜呑みにしないで自分で調べましょう」と逃げてます。

でも具体的な「鵜呑みにしない方法」は教えない。

そしてその情報を鵜呑みにしてあなたに不幸が起きた時には、あなたの責任になってしまいます。

だから私は代替補完自然医療業界が嫌いなんですけど、なかなか風当たりが強いようで。。。

まぁもともと一匹狼ですし、この業界の人とそう簡単にはつるめません。

たまたまこの記事を読んでくれた人が、自分の鵜呑み度、メディアリテラシーレベルに気づいてくれたらいいなぁと思います。

自閉症改善へ導く脳科学者の仮説

すごく久しぶりの更新で、何から書こうかと思ってます。

自閉症が入ってると思ってるので、書くなら詳細にこだわりたい気持ちもあるし、仮説もたくさんあるけど(自閉症なので自分がコレと思ったことにはとことんこだわってしまう)。

こだわりやすいからこそ、もっと大きな視点で本質的なことを考えていかないといけないような気がして。

仮説というのは誰でも立てれます。

私のように自閉症児の親も好き勝手なこと言ってるし。

言ってるだけならいいけど、アンチコンベンショナルで仮説の実証に他人も巻き込む研究者には賛成しない。

というのは、仮説の実証にはやっぱりバイアスが入る。

自分が期待したとおりに出た研究結果を世に広めたいから。

誰も言ってなかったことが証明されれば名誉欲も満たされるし。

世の中のためになる研究や仮説というのは本当に難しい。

特に医療では人体実験になりかねないから。

ちなみに反ワクチン(予防接種)の人々が拒否したために水疱瘡が爆発的に増えたというデータがあり、ワクチンを打たなければ感染症が広まるという仮説が実証された形になりました。

人体実験、医療倫理に反する仮説、倫理的な研究者にはできないことです。

もっと今ありのままの私たち親にできることを自閉症児にすべきではないか?

子どもは何もしなくても成長していく。

特に自閉症児の発達は凸凹なので、早い発達、遅い発達がある。

脳の発達に関係なくできることを唱えた脳科学者がいます。

故・松本元(げん)氏。

直接自閉症の改善を目指した研究者ではないけど、彼が晩年(といっても壮年期)の研究により悟ったことは、自閉症児を持つ親にも通じるものがあります。

「感情が脳を活性化する。」

その感情、愛、です。

自閉症児の親が、もしも仮に親も自閉症傾向があれば、愛という感情の実感がないかもしれないし、普遍的な愛とは違う形になってしまうかもしれない。

愛を感じること自体難しいかもしれない。

脳科学、物理学の研究者が行きついたのが「愛」、の意味。。。

子どもはあっという間に成長していきます。

自閉症改善の仮説こだわっている間に。

自閉症児や親の私たちに、人として大事なことを気づかせてくれ、成長させてくれていると思います。

私も自閉症ちっくなので、実は子どもたちを愛するのが難しく感じます。

そもそも愛ってなんだろう?と。

実は愛と思ってたのが愛じゃなかったり。

愛と思ってなかったのが愛だったり。

馬を愛してしまう人もいたり。

自閉症改善のために。

何か食べ物とか診断とか高額なものに賭けたり、仮説に振り回されるのではなく。

そのままありのままでできること。

親が持っている頭、脳、愛エネルギーを毎日とめどなく注ぐことが大事な気がします。

馬との行為は自閉症ゆえ?

ビクトリア州の2大新聞の一つ、The Age

最近ネットでニュースを読んでいます。英語の勉強にもなるし。

今日目をひいたのは、馬とBestialityした男性の裁判。

http://www.theage.com.au/victoria/judge-orders-counselling-for-man-found-guilty-of-horse-bestiality-20150519-gh4x6u.html

リンクしませんのでご興味のある方はThe Ageサイトを。

その記事に、Autismの文字が。。。

悲しすぎる。

確かに自閉症児・自閉症者は男女の区別がつきにくい。

性衝動が強いこともあるかもしれない。

27年連れ添った奥さんがいるらしいが、今は別居しているとのこと。

年齢的に、この男性は自閉症ではなくて認知症ということはないだろうか?

その行為を録画した人がいるらしい。。。

動物愛護の立場からは動物虐待になるのかもしれないけど。

自閉症児・者の性教育、とても大事ですね。

DS1、学校で性教育受けてますが、常識が通用しないので、常識からしっかり教育しなければ。

メルボルンで食べるおすすめフリッター

前回の記事でコーンフリッターがブームなんて書いておいて、結局そんなに食べてません。

飽きた。。。

というか、お店に拠ってふっくらしてるフリッターと、ぺちゃんこなフリッターがあるんです。

私はふっくらしてるフリッターが食べたいのだ!

なのにほとんどのお店には写真がないメニュー。

出てきてみたらぺちゃんこだったってときのショックが大きくて。

もうフリッター食べるのやめました。

フリッターがおすすめのお店は・・・

Ora Cafe@Kew

Ora Cafe facebookより

彼らのfbから写真パクりました。

フリッター大好きになった第一号。

でもこれ、実はオーダーミスで私のテーブルにきて、フリッターとわからず食べてしまった。

一口食べて、あれ?これってスモークサーモンの?ってきいたら違う・・・と。

みりゃぁわかるだろ(怒)とは言われずに。

あー、間違ってサーブしちゃった。ボクたちのミスだから食べちゃって、って。

ラッキー♡

自分がオーダーしたやつよりおいしかったという。

それ以降、違うカフェでフリッターを見つけたらオーダーするようになったのですが。

2軒目のカフェのはひどかった。

なので名前あげず。シティのカフェがいっぱいある辺りです。

3軒目。Foxtrot Charlie @Brunswick

ここのフリッターはフレンチクルーラー(ドーナツ)状にふんわり揚げてあります。

写真載せませんが、かなりオススメラブラブ

4軒目。Malvernのとあるカフェにて。

写真のとおりぺちゃんこフリッターでした。

Smashed avocadoもついててよかったんですけど、チャツネがきつかったかな。。。

あと、スモークサーモン添えをオーダーしたら、本当にただ横に添えてあるだけだった。

ここに書いちゃうと頻繁に私が出没するのがバレるので書きませんが、Brunswick(ストリート名でなく、サバーブ名)開拓中です。

常連になりたいカフェ、おいしいけどそれなりに高いカフェ、サービスがNGなカフェ、いろいろ。

またいつかアップします♪

マイブーム:コーンフリッター

最近、カフェで食べるコーンフリッターに凝ってます。

フリッターって、ふわふわな立体的なのをイメージしてますが、カフェに拠ってその形はさまざま。

いままでいくつのカフェでコーンフリッターを食べまして、それを記事にしていこうと思ってます。

有り得ない条例案

最近The Age(エイジ)という新聞をオンラインで読んでます。

Darebinという自治体(知名度でいうとNorthcote, Prestonが含まれる)の条例案がひどすぎると話題に。

オーストラリアの家庭ゴミのゴミ捨ては、週1回自分ちの前の道路際(歩道の隣の道路との間の芝生部分)にゴミ箱(大きなポリベール)を出す形式。

その条例案とは。

「ゴミ箱を収集日の24時間以上前に出すと、最高で1500ドル(15万円)の罰金」

だそうです。

http://www.theage.com.au/victoria/putting-rubbish-bins-out-early-could-attract-fines-of-up-to-1500-20150408-1mge81.html

すでにコメントが130を超えて、すごい物議を醸し出している。

リンクの記事を読むと、その市役所のCEOは4000万円もの所得を得ていて、ビクトリア州で2番目に高い額。

ちなみに、市役所のCEOというのは市長とは別。

http://www.goodgovernance.org.au/roles-relationships/relationships-in-local-government/mayor-ceo/

また、このDarebin市役所、このCEO絡みで財政に不透明なところがあったり。

これ、マジで可決されたら信じられない。有り得ない。

私がもしその市制区の住民だったら、きっと引越すと思う。

オーストラリアっていいところもあるんだけど、有り得ないこともある。

反対市民の声で、この条例案がポシャることも有り得るけれども。

様子を見守っていきたい。

森の中で魔が差して

イースターの初日Good Friday、我が家は車で3時間くらいの国立公園、Wilsons Promontoryへ出かけていました。

キャンプ場は出かけると決めたときにはもうフルブックだったので、キャンプ場にはいかずにその隣のサバーブにある(といっても車で30分くらい)メンターさんの友だちの家に泊まらせてもらいました。

そこでDS1がキレまして。

そのお友だちの家の裏は小川の流れる森。

満月のせいもあったと思うけど、あまりに辛くなった私は魔が差して。

ここでDS1が迷子になちゃったりして。

とか、

私が森に入って行方不明になるのは楽かもしれない。

って一人で森に入りました。

ちょっと茂みに入って考えにふけっていたら、落ち着いたのか、DS1が森の中の私を迎えにきました。

こんなことがあったので、自閉症の男の子がキャンプ場で行方不明というニュースがあってビックリでした。

シンクロしすぎ。

絶対に見つかるって確信していたのだけど、本当に見つかってよかったです。

自閉症啓蒙月間というのもあるけど、実はイースターでクリスチャン精神の賜物だったのでは?

それはそれはすごい数の捜索に加わったボランティアの人々。

さすがオーストラリア。

ニュースでは原因まで言及してないけど、親御さんも魔が差したんじゃないかなと思ったり。

私みたいに育児ストレスがあったかもしれない。

だって、普段はもっと気を付けてると思うんです。

一瞬のすきが命取り。

でもイースター満月のキャンプでちょっと目を離してしまった。

彼の名前Luke:クリスチャンネーム(聖書のルカ)も奇蹟を引き寄せたと思います。

定型発達児であれば恐怖心や不安がすごいストレスになって命を縮めるのだけど、彼は自閉症ゆえに行方不明になり、自閉症ゆえに助かったのかもしれない。

5日間も一人で山の中で過ごして、救出後は脱水症状と低体温症の治療を受けて安定しているとのこと。

出来過ぎなくらいの奇蹟的な出来事でした。

そして私は魔が差したとは言え、山の中で行方不明になろうとか考えた自分を反省しました。

DS1もそのあとはだいぶ落ち着いて(それでも暴言がひどかったけど)、翌日は予約していたChurchill Island Heritage FarmのLEGO セッションに寄って、無事家に帰りました。

DS1もまだまだ対応が難しいけれど、この秋休みはだいぶ自立してきてます。

神様に感謝☆