ドーマン博士から得たアイデアは。
☆自閉症を含む脳障害関連の記事です☆
今日のメルボルン、曇りときどき雨でどんより肌寒かったです。
その割にすごい汗をかきました。
車にiPhoneを置き忘れ
大学の無料駐車場から目的の校舎まで遠くて、授業の合間に走って
軽くジョギングした感じになりました
さて、最近脳障害児を対象にしたドーマン博士の本、『親こそ最良の医師』。
ちらりと読んで、ネット検索しましたら、エセ科学という評判
いわゆるドーマン法で脳性麻痺を改善したという楽歩(らぶ)さんの
ブログも拝見しました。
彼女自身、複雑な心境なんだろうなぁと思います。
実は私も(親からではないですが)スパルタ教育を受けてた時期があり、
自分の青春返せ!という気持ちと、スパルタのおかげ&周囲のサポートゆえ
今の自分があるみたいなところは悩ましく思います。。。
たしかにドーマン法がよく批判されるように、無理矢理強制的な
リハビリは論理的ではない、虐待ですらある可能性もあります。
でもこの本でうなずけたのは、診断名というラベルが必要なときも
あるけれども、脳にあるなんらかの障害をもつ子どもたちを
大きなくくりをしているところと、子ども本人でなく親に指導するところ。
親が希望を持って子どもの治療に全力で取り組むところが
このドーマン法の特徴なのではないかと。
(実際に財産かけてアメリカまでトレーニングに行ったり、
盲信してしまう親もいるようです。)
親のかかわりというのはプレッシャーになる場合もあるかもしれないけど
(ラブさんみたいに)、やっぱりスパルタでも子どもの障害に付き合う、
大きなエネルギーを注ぐことが大事なんじゃないかなと思ったりします。
たとえば食事でもサプリでも、親が子を思って与えるものには
親の想念エネルギーが入ると思うし、撫でたり、だっこしたり、
支えたり、実際に体に触れてやることでもエネルギー交流があるし。
ドーマン法に賛成できないのは、指導料が高額なことと、
四肢が不自由な子どもに強制的に継続的にリハビリすること。
子どもの体(四肢)を無理矢理動かすこと(パターニング効果)ではなく、
親が子どもの体に四六時中触れている(交流がある)ことが効果が
大きい気がします。
子どもって親のエネルギーを敏感に感じてるんですよね。
科学では証明しづらいところですが
そんなわけで、この本がASD症状改善に使えるとしたら、
親がとことん我が子の治療に専念する、そのエネルギーが
子どもを変えるという点かな。
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