息子が改善したホントの理由。
☆高機能自閉症の記事です☆
先日も書きましたが、DS1の症状が改善している。
しかし、本当の理由がありました。
最近やってきた私の治療、有害金属排出、乳酸菌で腸内環境をととのえてるから改善したと本気で言いたかったんですけれども。
学校での環境、本人にきくとストレスフリーらしいです。。。
学校で安心して生活できるらしい。
そっかぁ、ストレスフリーの環境のおかげかぁ!
学校ではパニックをおこす理由がない
家では学校で読み始めた本がおもしろくて続きを読んでます。
とりあえず毎晩続いてますので、習慣になっていると言って良いでしょう。
なんだ~、残念
私がやってることがよかったのかと思っていたのだけど。
でも、担任やクラスメイトを含め、環境って大事なんですよね。
あととても大事なことを忘れていました。
子どもたち、父親とはここ2ヶ月弱交流がありません。
DS1は小さい頃のトラウマがあって、彼と会わない、目の前にいないということは彼の世界から父親が忘れられている可能性は高いです。
だからこれもDS1の精神安定に寄与しているのでは?
それでも家や買い物などではパニックとか、相手を考慮しないアクシデントがあります。
今日もプールの中でDS1が押さえつけてDS2がおぼれそうになり、DS2本人だけでなく私も怖かったです。
買い物中にDS1にDS2がはり倒されたり。
まぁきっかけはDS2だったりするのでDS1がいつも悪いわけではないのだけど、加減がわからないのですね。
昨日は友人一家が遊びにきてくれました。
そのご家族には何度か会っていて慣れているからか、最初は語りモードで自信たっぷりに落ち着いて遊んでいたのですが、そのうち負けるたびにDS1はパニックになりました。
ゲームで負けることが許せない。
たかがゲームと定型なら思いますが。
彼ら自閉っ子にとってみると、それは死を意味するのかもしれないと思ったりします。
負けると自分は消える、みたいな。
で、その恐怖が怒りに変換されてしまう。
DS1も、負けても自分は消えないということはわかってはいるみたいですが、それでも負けるとすごいパニックです。
10歳にもなってそんな、とつい言ってしまうのですが、幼児のように窓が割れんばかりの大声を出します。そして殴ることも。
これはどうにかしないと誰かがケガしてからでは遅いです。
なんとか治療しなきゃ!と思いますが。
自閉症児の母としては、自閉症の症状改善に効くものを「コレだ!」と特定する必要はないのです。
自分が信じている治療法を「効果がある」と勧めたいところですが。
子どもは絶えず成長を続けているわけで、いろんなセラピーを一種類ずつ試している時間はありません。
時間は戻せないので、同じコンディションを再現することはできません。
つまりどれが効果があったかというのは、「時間」というブラックボックスがある以上、実際のところ断定はできないと思います。
それに、親が何か一つのセラピーに傾倒して子どもを支えてやっていると、子どもは安心できるし、その熱意が子どもに伝わります。
プラシーボというやつですが。
プラシーボも薬としての効果はないのに、効果が出てしまう。
まぁプラシーボも含めて、親としてはいろんなセラピーごちゃまぜでもいいんです。
子どもの症状や問題が改善することが第一ですから
でも一人の治療家としては、やっぱり多くの自閉症のお子さんたちに効果のある治療法を体系立てたいです。
ただ、自閉症はスペクトラムと言われるように、似てる症状を持つ自閉症児はいても、一人一人違うのです。
だから特定のコレ!というのではなくて、統合的に。
ワークする部位別に薬ならコレ、手技治療ならコレ、ハーブならコレ、などなど。
全身(交感神経)ならコレ、とか。
例えばその子に合った治療法をみつけるために、スタートからYes No クエスチョンでその回答のほうに進んで行って、たどり着いたセラピーの組み合わせがその子に最適なセラピーと言えるという。
自閉症児を持ったことは運命でもあり、それはなんというかエゴとの闘い。
自閉症の治療のブログを書いてる時点でもうエゴ出てるんですけどね
治療だってタダではないというか、逆に万単位での出費だったりしたなら、潜在的にその分モト摂らなきゃ、取り返さなきゃ!って思うでしょう。
自閉症の治療は「カネに糸目はつけない」親御さんも多いので、自分の自閉症の子どもに効果があった!という物やサービスを売るには好都合。ビジネスにつながりやすいです。
自閉症児は自分で自分の感情がわからないし、嫌なことであってもうまく周りに伝えられなくて笑ってたりするので、本当の気持ちはわかりにくいです。
ほんとは親がやってることがありがた迷惑だったりするんですよね。
なかなか違う意味で難しい自閉症児の子育て。