オーストラリアwithスペシャルキッズ

個性的な息子たちが日本デビューする日まで

レッジョ・エミリアアプローチの小学校

DS2の話題が続きます。

 
DS2は今通っている小学校は3つ目です。
 
最初はシドニー、2つ目はメルボルンに越してきて最初の学校。
 
今通っているのが3つ目。
 
1つ目と2つ目の学校はかなり教育熱心な学校でした。
 
Kindy(Prep)から2年生くらいまではホームリーダーが宿題で。
 
我が家は全然熱心でなく、毎朝学校に行く前に
「あ~、読んでなかったじゃん!」となってました。
 
本読みは嫌いではないみたいなんだけど、
読みたいって思う本しか読めない。それは私も同じ。
 
それにLD気味だった(というか今も)なので強制したくない。
 
3年生のときは毎週計算問題とかの宿題があったなぁ。
 
3つ目の学校は、3年の後半で引越すことが決まって、
前の学期の最後の何日かに見学に行ったんですが。
 
もうその時から「ぼく、この学校大好き!」と目がキラキラ。
 
教室(とは呼ばず、コミュニティ系の名称)のなかに
巨大な熱帯魚の水槽があるのを見つけたからです。
 
魚大好きなDS2なので、そうだよね。
 
そしてまぁなんとなく自由そうな学校で、制服もないらしい。
 
制服がない小学校なんて!あるんですね。
 
私としてもお財布に優しい学校だなぁと思いました。
 
たまたま引越してきて超近所に小学校があったという
それだけの理由で転校したわけですが。
 
この学校、すごくユニークです。
 
それがタイトルのレッジョ・エミリアアプローチ。
 
イタリア人が多い地域だから?かよくわかりませんが、
校長の方針かな?
 
4年生まで宿題がありませんでした。
 
アート大好き、勉強苦手なDS2には天国のような学校。
 
アートで教育・・・日本ではこんな感じ?
 
前の学校ではしぶしぶ宿題やってたからなぁ。。。
 
去年もオリジナルの漫画やイラストをいっぱい書いてました。
 
前の学校にあったようなアート展というのはないのが残念ですけど、
クリエイティブな子には毎日作品をつくれるわけですから。
 
引越してきて、アートの才能のおかげかすぐに友達ができてました。
(まだ去年はそれでも自信ない子でしたが)
 
5年生から現実世界を経験するようです。
 
宿題が始まる(らしい)。今週は何も持って帰ってきてません。
 
去年までMacbookのクラスがありましたけど、シェアさせてもらい、
5年生からはマイコンピュータを持たねばならず、、、
 
思い切ってMacbook Airを買い与えました!
(私ももちろん使う!)
 
コンピュータもまだ学校で使ってないみたいです。
 
 
レッジョ・エミリアというのは北イタリアの街の名前とのこと。
 
コミュニティで子どもたちの自主性を育てる、という。
 
確かにDS2の小学校は学校というよりは一つの地域社会っぽい。
 
そして親の送り迎えなしで登下校する子どもたちもけっこういる!
(高学年は特に)
 
これ多分、他の地域の人から見たら信じられないかも。
 
私もいまだに目と鼻の先の学校までDS2を送っているが。。。
 
 
教育熱心でスノッブウェスタンの親が気になったりはするけど、
まぁそういう親はどこにでもいるのでね。
 
今の学校に慣れてきたので、もうちょっとDS2の学校行事に
ボランティアとして参加してみようかと思ってます。
 
前の学校ではランチのボランティアをしてたのだけど、
キャンティーンも学校によって全然違うのでどうだろう?
 
アジア人が少ないので参加するにはちょい度胸が必要だけど、
コミュニティの一員として私も活動したい。
 
レッジョ・エミリア、シュタイナーやモンテッソーリのように
目立ってはいないけど、、、
 
メルボルンでクリエイティブな子どもを育てたい親には
かなり良いかもしれません。
 
その代わり、学校で「勉強」はしませんよ。
 
DS2には芸能で生きて行ってくれればと思ってるので
この小学校、私はとても満足してます。
 
PS
草間彌生さんって誰?だったので調べたらすごい方でした。