オーストラリアwithスペシャルキッズ

個性的な息子たちが日本デビューする日まで

発達障がい児の友達について 彼らの視点

アメブロってほんとにすべてにおいて日本っぽさを感じますね。

日本の流れに着いていくにはいいんでしょうけれども、なんだかとても疲れる。
 
アメブロ信者っていると思う。
アメブロワールドがその人の世界、中心になっている。
まぁそういう生き方もありかもしれません。私にはアメブロは息苦しい。
でもアメブロで書き始めてしまったので、ぼちぼち書き続けてます。
 
さて、昨年後半はDS1はセレクティブ試験にまんまと落ち、
今年も同じハイスクールで9年生になります。
昨年8月に学校のスキーキャンプがあり、参加させました。
そのとき考えた友達問題が最近また身近で話題になったので、
このブログのあとのほうで書いてみます。
 
DS2はもう5年生。
学校の方針で今まで宿題がなかったけど、5年生から宿題あり。
学校のコンピュータプログラムでコンピュータが必要ということで、
とうとう奮発して新品Macbook Airを買ってやりました。
 
勉強よりアートが得意なので、Airを使いこなしていただいて、
アート系で力を伸ばしてもらえたらと思います。
 
話を戻してスキーキャンプにて。
大きな荷物だったので、学校まで送ってやりました。
 
スキーキャンプは希望者のみ、クラスごとで組まれてました。
DS1には仲が良い友達が2人くらいいますが、そのどちらも不参加。
 
すでに学校に着いてる子どもたちがいて、DS1もその近くに行きました。
クラスメイトが集まってる辺りから2メートルの距離。
みんなおしゃべりしている。
 
しかし誰もDS1に話しかけない。DS1は空気のような扱い。
 
これは、、、む、無視?
 
クラスメートは友達なわけではないので、別に仲良くしなくていいけど、
Hi くらい言ってもいいのでは?と思いましたよ。
 
普通ならだれでもそう思うんじゃないでしょうか?
 
そこで私は変なおばちゃんになって、唯一日系の子に話しかけてみたら。
(日本語で)
 
I don't speak Japanese ってきっぱり、ぷいっ。
 
今まで何度も「ママが日本人の日系の男の子」をみてきてるので、
彼の対応にかなりショックを受けました。
 
これはきっと、ママと日本語を話す習慣によって、オーストラリアにいても
性格・気質は形成されていくのだと確信しました。
 
私の中で日本語を話す男の子たちはとてもやさしい子だちばっかりでした。
 
この時、めんどくさくても子どもたちの日本語は絶対に維持させようと
心に誓いましたわ。
 
とにかくそんな感じでDS1が空気のように誰にも話しかけられず、
ぽつんとしていることに動揺してしまった私は、引率の先生に直訴。
 
「あ~、DS1ね、大丈夫でしょうよ、どうせスキーばっかりやって
夜は疲れて寝るだけだし」って言われちゃいました。

ちょうどDS1のバスが出るときに近くにDS1に似たタイプの子がいるのを知り、
その男子が親の勘ではDS1と同類?な感じで少し安心しました。
 
キャンプの写真をみても、やっぱりちょっとあれ?って感じの
ポジショニングで写ってましたが、キャンプ自体は楽しかったようです。
 
あとで聞いたら、普段もあんな感じらしいです。
 
親としてはDS1は無視されてるって思ってましたが、彼も話したくないから
全然苦にならないらしい。
 
友達になろうとも思わないらしい。
 
息子が障がいがあって、友達がいないって気にしてるのは親なんですよね。
 
別の機会に自閉症の娘さんに友達を作ってあげたいと思っているママの話をきき。。。
 
本人が本当に友達がほしいと思っているのか?親のエゴではないか?と。
 
そういう風に思っていたところで東田直樹君の映像を始めてみました。
 
彼も友達について語っています。本当に真理だと思いますね。
 
彼らには彼らの世界があるんですよね。
 
自閉症の人たちは進化した人々。
 
煩わしい人間関係から解放されていると思います。
 
お釈迦様も心理学者も「人間関係がすべての悩み」って言ってます。
 
彼らが持たない人間関係の苦しみ。
 
友達をほしいと思わないんですから、そっとしておいてあげたらどうですかね?
 
今後はDS1が気にしない限りは介入しないことにします。
 
本当に自閉症のある人々にいろいろと学ばせてもらってます。