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ABCラジオの自閉症特集と自閉症EXPO

今日くまこさんのブログで自閉症EXPOに参加なさった記事が出ていました。

自閉症EXPOについて、確か記事に書こうとしたような・・・と思って下書きをみたらありました。

でもローカルネタに入れてまして、↓を書いてました。

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ほぼ毎日国営放送ABCのラジオ(メルボルン放送)を聞いています。

が、朝10時台というのはあまりきけるチャンスがないです。

たま~に10時台に聞けるというときがあって、そういうときに限って(引き寄せ)興味を持っているトピック。

今日のゲストはヴィクトリア州の自閉症サポート団体AMAZEのFionaでした。

AMAZEはメルボルン郊外にある大学、ラトローブ大学のリサーチセンターと提携してはいるけれども、AMAZEは研究団体ではない。

AMAZEの見解としては、自閉症の原因は未解明。

因果関係は科学的に有効性が証明された治療法セラピーなどもない。

あくまでも中立を保つ、エビデンスのみ採用のサポート団体ということを強調していました。

なのになのに、パーソナリティとFionaの話が終わって、リスナーからの質疑応答になり、あれ??と。

二人目のリスナーがアメリカかどこかのドクター○○が開発した治療法をめちゃくちゃ宣伝しはじめました。

ケーススタディ(一つの成功例)なのに、ぜひドクター○○の治療法を受けてほしい!と。

彼女があまりにも宗教っぽく力説するので、パーソナリティがそれを止めようとして、けっこうもめて、すごく聞き苦しかったです。

なんでそんな人の電話がつながっちゃったんだろうか?ラジオ局の陰謀か?

そして、もっとひどいと思ったのは、彼女が最後にFionaに、「あなたはこの療法をどう思うか?」ときいたときに、ぴっしゃり否定してくれればよかったのに、「そうね、興味あります。調べてみます」だって。

私はこのFionaの発言に幻滅しました。結局全然中立団体になってないじゃん!

あやしげなセラピーは推奨しないって言ってたのに、逆にラジオを通して宣伝しちゃったじゃん!と。

たぶん私みたいに感じたリスナーは多かったと思います(思いたい)。

そしてそのコーナーが終わったあと、シティからかなり遠い郊外の街で自閉症Expoが開催される、ということで、主催の女性(名前忘れた)が宣伝してました。

へ~、なんか聞いたことあるなと思って速攻でウェブサイトをみたら、以前にくまこさんが言っていたやつ?あれ?今?

そしてこういうイベント、いつもスポンサーチェック。

変な宗教団体とか、隠れ蓑とかかもしれないので。

そうしたらかなりスポンサーが充実してて、ひとつの自閉症マーケットができあがっていました。

セラピーとしては正統派の心理学と作業療法とスピーチセラピー。

代替療法であやしいスポンサーがいないか心配しましたが、ナチュロパシーくらいでした。

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上の中の「今日」っていうのがいつかはちょっと忘れました。

そして日程をチェックしたら出かける用事があって行けそうになかったので、結局あきらめ、記事もアップしてなかったのでした。

たしかもうその時点で前売りは買えなくなってました。

自閉症がテーマのExpoですと、スポンサーが損をすることはほとんどないというか、大きな利益を出せますので、スポンサーにとってはおいしいExpoだったのではないかと。

(またクリティカルですみません。)

来年もあるのでしょうか?

くまこさんにオーガナイザに入ったら?とおすすめしましたが、実は今自分でとあるイベントを企画中で。

遠い昔、秘書を派遣で勤めてたとき、裏で支えるのが自分に合ってるな~って思ってたんです。

今回自分の企画したイベントが成功したら、自閉症Expoを主催したママさんたちにアプローチして手伝わせてもらおうかな、と思えてきました。

ただまぁ、もしかしたらご本人たちはもう燃え尽きて、来年以降はありえないというかもしれないですが、クリティカルなコメントを真摯に受け止めて改善したらすばらしい手作りイベントができるんじゃないかな、と思います。