自閉症改善へ導く脳科学者の仮説
すごく久しぶりの更新で、何から書こうかと思ってます。
自閉症が入ってると思ってるので、書くなら詳細にこだわりたい気持ちもあるし、仮説もたくさんあるけど(自閉症なので自分がコレと思ったことにはとことんこだわってしまう)。
こだわりやすいからこそ、もっと大きな視点で本質的なことを考えていかないといけないような気がして。
仮説というのは誰でも立てれます。
私のように自閉症児の親も好き勝手なこと言ってるし。
言ってるだけならいいけど、アンチコンベンショナルで仮説の実証に他人も巻き込む研究者には賛成しない。
というのは、仮説の実証にはやっぱりバイアスが入る。
自分が期待したとおりに出た研究結果を世に広めたいから。
誰も言ってなかったことが証明されれば名誉欲も満たされるし。
世の中のためになる研究や仮説というのは本当に難しい。
特に医療では人体実験になりかねないから。
ちなみに反ワクチン(予防接種)の人々が拒否したために水疱瘡が爆発的に増えたというデータがあり、ワクチンを打たなければ感染症が広まるという仮説が実証された形になりました。
人体実験、医療倫理に反する仮説、倫理的な研究者にはできないことです。
もっと今ありのままの私たち親にできることを自閉症児にすべきではないか?
子どもは何もしなくても成長していく。
特に自閉症児の発達は凸凹なので、早い発達、遅い発達がある。
脳の発達に関係なくできることを唱えた脳科学者がいます。
故・松本元(げん)氏。
直接自閉症の改善を目指した研究者ではないけど、彼が晩年(といっても壮年期)の研究により悟ったことは、自閉症児を持つ親にも通じるものがあります。
「感情が脳を活性化する。」
その感情、愛、です。
自閉症児の親が、もしも仮に親も自閉症傾向があれば、愛という感情の実感がないかもしれないし、普遍的な愛とは違う形になってしまうかもしれない。
愛を感じること自体難しいかもしれない。
脳科学、物理学の研究者が行きついたのが「愛」、の意味。。。
子どもはあっという間に成長していきます。
自閉症改善の仮説こだわっている間に。
自閉症児や親の私たちに、人として大事なことを気づかせてくれ、成長させてくれていると思います。
私も自閉症ちっくなので、実は子どもたちを愛するのが難しく感じます。
そもそも愛ってなんだろう?と。
実は愛と思ってたのが愛じゃなかったり。
愛と思ってなかったのが愛だったり。
馬を愛してしまう人もいたり。
自閉症改善のために。
何か食べ物とか診断とか高額なものに賭けたり、仮説に振り回されるのではなく。
そのままありのままでできること。
親が持っている頭、脳、愛エネルギーを毎日とめどなく注ぐことが大事な気がします。