ウィリアムズ・リケッツ・サンクチュアリの真意(訂正済)
週末、メルボルン郊外(ダンデノン丘陵)に出かけてきました。
ガイド役をしてくれたオージーさん、行く前に、
「ちょっと変と思うかもしれないけど、どんな風に感じたかおしえてね」と。
彼のおばあさんがウィリアムズ・リケッツと茶飲み友だちだったらしい。
すでにこちらに家族がいる方々がそこの感想や写真をブログに書いてらっしゃいますし、
パーク・ヴィクトリアのサイト(日本語)
http://parkweb.vic.gov.au/__data/assets/pdf_file/0006/315717/William-Ricketts-Sanctuary-Japanese.pdfがありますけれども。
作者の真意、メッセージは自然とアート・精神世界の融合かなぁ
彼の未完成作品は彼の集大成でもある。
あえて写真はここに載せませんが、アボリジニ、動物たち、自然を壊した「存在」への反抗を込めて作品にしています。
作者ウィリアムズ・リケッツは西洋人でありクリスチャン。
西洋の開拓者は武器を使って原住民アボリジニや動物たち、自然を傷つけた。
彼のテーマは生命。
水の波紋はアボリジニにとって生命の象徴。
園内いたるところにみられる。
そしてゲートのような楕円はチュリンガ(アボリジニの神聖なトーテム・シンボル)をイメージしている。(普通はゲートのように空洞ではない)
岩と一体化させた像などに彫られているのは実在したアボリジニの人々。彼の友達。
(像部分は実際には粘土で作られていて、強度を出すために焼いてから岩に取り付けた)
作品の中の西洋人は彼自身。アボリジニに囲まれている。
園内には大きなシダ植物と、ユーカリの一種で高くまっすぐに伸びるマウンテンアッシュ。
その木材は丈夫でまっすぐなために住宅資材としてかなり切り出され、園内の木々は貴重になっています。
こんな意味も込められていると知っていただいて観に行くと、違った感想を持ってもらえるのではないかなと思います。
ちなみに帰りは近隣の街へ。
今回はSassafrasで英国風Devonshire Tea & Scones。
いくつかのカフェでサーブしてました。
おめあてのMiss Marples(カフェ)は2時間待ちの激混み。
なので違うカフェにて。
でも結局私は普通にランチを食べ、一緒に言ったSちゃんと半分こ。
食事の後は街をぶらついて、お土産屋で貴重な一品をゲット
貴重というのは、古いお土産屋にこそ売れ残っている、もう生産してないお土産品。
オーストラリアの各州の花がモチーフのコースター♡
うれしかった~
最後にSky Highという見晴らしスポットへ。
曇ってたけどメルボルンの高層ビルも見えました。
結婚式もできるのね。
ちょうどおめでたいグループと出会いました。
服装&靴チェックしたけど、やっぱりオージーは普段着が派手な分、ヒールがポイントなんだな。
ガーデンウェディングなのでぺったんこシューズの人もいたけれども(汗)
実はHealsvilleにはよく出かけたけれども、こっち方面は初めてでした。
今後日本からのお客さんにはWilliams Ricketts Sanctuaryにお連れしたいです。