オーストラリアwithスペシャルキッズ

個性的な息子たちが日本デビューする日まで

自閉症と後天的脳機能障害は違うでしょ

最近改めて、自閉症って何?って考えてます。

いろんなブログをみてみると、お子さんの症状によってはそれは自閉症とは言わないんではないか、と思える親御さんのブログに出会います。

私は自閉症は確実に遺伝だと思ってます。

確実に親も個性的で、もしも両親が揃って個性的であれば、血は濃くなり、自閉症の子どもが生まれる確率はとても高いと思います。

でも生粋の自閉症者の問題点は自覚がないこと。

自分が世界の中心なので、自分がノーマルだと思っている。

だから人と違ってることすら自覚がなかったりする。

他の人も同じだと思っていて、自分は他人と違うということに気づかないで大人になる。

なので、もしも本当に薬害だのなんだのって後天性だと思うのであれば、それは自閉症ではないのではないだろうか?と思ってます。

例えば脳炎による脳機能障害。

消化器系に症状が出ている場合もあるだろうと思います。

でもそれは消化器系の機能低下が原因で自閉症になるのではなく、あくまでも付随症状。

自閉症であれば消化器系もあまり良くないかもね、と言えるけど、消化器系が弱いから自閉症になるとは言えない。

そして肝心なことは、何かしらのアクシデントやインシデントが原因で脳の機能が低下した場合、それはあくまでも脳障害であって、自閉症ではない。

これを間違えている親御さんがいるような気がする。。。

例えば薬害で自閉症と同じような症状が出ることがあるかもしれないけど、生後1年未満の間に特に自閉症が疑われるエピソードがなく(あるいは生育歴を振り返ると1歳未満の頃の自閉症に関係するエピソードが出てくるはず)、ワクチンだのなにかインシデントのあとにがらりと発達が後退したのであれば、それはあくまでもインシデントによる脳障害であり、自閉症にはなりえない、ということです。

どんなに自閉症と同じような症状があったとしても。