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AUSの障がい者保護基金、受給資格。

こんにちは☆

先日、NDISについてのセミナーに参加してきました。

来年の7月から、所得税を払う時に一緒に払っているメディケア負担割合が

2%になります。

増えた0.5%はNDIS障がい者保護基金(私なりの訳語)になります。

負担金というのは税金ではないです。

が、所得に応じて納めることになるのでここでは税金ということにします。

人は誰でも、いつ事故などでケガをして一生の障がいを持つかわからない。

だからメディケアと同様にディスエブルケアにも負担することは必要だと思う。

で、実際にどのくらい納税者の負担が増えるのか、

リンク先にリストがあります。

http://www.abc.net.au/news/2013-05-01/medicare-levy-increased-to-fund-ndis/4661660

まぁ明日は我が身と思っていただければ、ご理解いただけるかと。

私の場合、納税者であり、万が一受給者の身内になる可能性もあり。

それで私の知りたかったことがセミナーでわかりました。

自閉症も障がいに含まれるかどうか、ということ。

担当者の話では含まれるそうです。

これは公教育の基金(学校で支援員が付くとか)とは別物で、

また、診断名による査定ではなく、個々人が査定を受けて基金をもらえるか、

またその金額?も決まってくるようです。

同じ診断名の障がいを持っていても、自立して働いて社会に還元できる人もいるし、

障がい者本人だけでなく、ケアラーも働けないこともある。

障がい者本人が補助金をもらって、ケアラーが働けるならそれも別の形で

基金に拠って社会に貢献できる。

その働けるか(そして納税できるか)どうか、査定が

けっこう厄介じゃないかなぁ。。。

例えば目が不自由とか、ドラッグ中毒とかで仕事ができない人が

もらえる生活保護(Disability Support Pension)があるけれど、

かなり不正受給者が多いらしいです。

そしてぐうたらな生活を送っている人もかなりいる。。。

納税者の立場としては、所得税から一律で課されて納める以上、

基金が正当に使われるべきだと思うし、

受給者の立場だったら、もらうのが当たり前じゃなくて、

ありがたく使わせてもらうべきだと思う。

ましてや所得を申告していなければなおさら。。。

このNDIS基金が具体的にどういう使われ方をするかわからないけど

DS1はお世話にならず、自立して働けるようになってほしい。

ちなみに徴収は来年からだけど、実際に受給者が受け取れるのは

ビクトリア州は2016年からと言っていたような。

州によって違うらしいです。

総選挙で政権が変わっても、今のところはこの基金

存続しそうな感じです。

弱者に優しい社会は、キリスト教と、相続税がないおかげ?

シングルマザーも生きやすいAUS。皆様に感謝☆