オーストラリアwithスペシャルキッズ

個性的な息子たちが日本デビューする日まで

タンパク質をつくりだす腸内細菌。

この記事、テーマは食餌療法に入れています。

この記事書くのに丸二日かけた私って・・・ガックリ

つくづく言葉にするのが苦手だなと。

だからブログも修練の場です。

今日の情報は、こちら↓から派生してます。

免疫と腸内細菌 (平凡社新書)/平凡社

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腸内(共生)細菌と免疫の関係。

この本は大量にある私の積読(つんどく)の中の一冊でした。

このところ腸のことが気になっていまして。

なにげなく本棚を眺めて、おっ!

持ってることを忘れてたという・・・あせる

思い出して読み始めたら。

窒素固定目という言葉に出会いました。

空気中の窒素をアンモニアアミノ酸などの窒素化合物に変換する作用。

なるほどビックリマーク

腸内に生存する窒素固定作用のある細菌。

これは現代栄養学の想定外ではないでしょうか?

肉などの蛋白質を摂らなくても、腸内で蛋白質がつくられるんですから。

栄養学の常識が覆される。

この本の中で、ちらりと光岡知足東大名誉教授の研究が書いてあります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/光岡知足

善玉菌、悪玉菌という言葉の生みの親だそうです。

ググると、近年は梅岡教授のプロジェクトで、光岡教授の研究

(のひとつ)を引き継いだような。

光岡教授本人の著書のほうがもっと詳しく書いてあると思いますが。

腸内細菌の話 (岩波新書 黄版 58)/岩波書店

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ニューギニアのパプア族の人々が芋を常食として、肉などを食べない。

なのに筋肉質の体型である、その理由の研究。

ひとつの理由として、彼らの腸内に窒素固定細菌がいる、と。

植物は空気中の窒素を固定して、植物性蛋白質を作り出す。

(大豆とかの豆類)

それと同じことがニューギニア人の腸内でも起きているらしい。

あと考えられるのは、体内のアンモニアを利用して蛋白質を作り出す。

牛などは体内の尿素を腸内細菌がアンモニア蛋白質に変える。

ニューギニア人と同じような腸内環境をもつ現代人がいます。

難病と言われる脊髄小脳変性症を現代医学に頼らず、

食餌療法で治療して以来、現在は青汁だけで健康、かつ

次元の違うエナジーも感じるようになって、別人になった森美智代さん。

「食べること、やめました」―1日青汁1杯だけで元気に13年/マキノ出版

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私は読んでませんあせる

彼女の場合は生まれつきではなく、病気をきっかけに食餌療法を始め、

腸内環境を変えてしまった。

食べものだけでなく、呼吸法(コレも大事なはず!)、そしてもちろん

担当医師(故・甲田光雄医師)との信頼、信念、気合いで治したところも

あるかもしれませんが、どうやって病気が治ったのか?

彼女の腸内細菌が普通の人と違うということはきいていましたが、

腸内でタンパク質がつくられていたんですね。

森さんのことを知って以来、抱いていた疑問が解けてスッキリビックリマーク

食生活、長期的な食習慣というのかな?

腸内環境に影響を与えて、それが肉体を変える。

そして脳の構造と機能まで変えてしまう事実と可能性。

私としてはこれを自閉症や脳機能障害の治療・改善に活かしたいと

強く思います。

自閉症には腸が大事、腸は第二の脳だ、とかはわかっていましたが。

腸が変わると脳のコンディションも変わるということであれば、

社会性に欠ける=本能が強い自閉症児たち。

彼らは脳より腸で生きる人たちかもしれない。

現に我が家のDS1、なんとなく肉を食べたがらないので

無理には食べさせてません。

それでもたまには食べさせないといけないかなぁと肉料理もつくったり。

でももっと自然に任せよう、彼らの本能を信じよう、と思います。

これを機会にDS1には脱・肉食ビックリマーク

そして腸内環境(腸内細菌)もじっくり時間をかけて徐々に変わるように

仕向けたいです。

腸を変えれば脳も変わる!

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