血液を検査・分析する仕事と資格。
☆自閉症改善に役立てたい記事です☆
オーストラリアの正看護師養成コース、いわゆる看護学士コースは大学によって違うということは以前に書きました。
それは他の分野の勉強・資格も同じです。
だからこそ、同じ名前の学士号でも教育機関によって教育内容が違うということであり、実際には日本よりもオーストラリアでは出身大学名が卒業後の進路(就職)を左右したりします。
これは統計とかないし、日本ほど学閥という言葉がないのでけっこう明らかにはされてないけど。。。
12年生(日本で言う高校3年生)が受ける大学受験の州別統一試験の入学基準スコアもバラバラで、それによって志願していても足切りで入学できないという事態が存在します。
ほとんどの日本人は留学生として大学に入学することが多いと思うので、ローカルの事情は気にならないかもしれませんが。
前置きが長くなりましたが、私が通う大学はオーストラリアで一番と言われるメルボルン大学に看護学科(学士コース)がないため、州内ではたぶんその次に医学部内にある看護学科として、一番の看護師教育をしているという誇り(別の言葉でスノビッシュ)が見受けられます。
まぁそんなわけだと思うのだけど、看護学生は同じ学部にあるBiomedical Scienceの教授監修の解剖生理学を受けていて、解剖学/生理学実験・実習が必須です。
前回の実習では顕微鏡で血液をみてバイオメドに触れましたが、その前からすごく血液に興味を持っていて、それで看護コースを中断してPathology病理学系のコースに転校することを考えてました。
オーストラリアの高等教育は、大きく二つに分かれます。
職業訓練教育か、大学教育。
Pathology Testingを学ぼうとする場合、職業訓練であればTAFEやCollege(専門学校)で2年間のDiploma of Laboratory Technologyを見つけました。
大学であればBachelor of Biomedical Scienceで3年間という感じ。
2年かぁ、、、長いなぁと思っていたところ、とても短期間で取得できるLive Blood Analysis Courseというのを発見!
そういえばこの文字の並び、どこかでみたような。。。と思ったら前に記事にした激安クーポンサイトの広告でした。
私は血液分析はてっきり医師がやるものと思っていたのだけど、誰でもできるのですね。
見つけたコースは Dr Seegerの暗視野顕微鏡観察鑑別トレーニングコース。
1日目だけ実際に暗視野顕微鏡をみるトレーニングで約10万円、好きなだけ受けられる追加トレーニングは1回につき70000円、あとはUSBファイルをみて自宅学習。。。
ウェブの料金はAUドルで価格を書いてるけど、今現在はドクターはタイにお住まい??だったら直接トレーニングを受けるのは簡単なことではないなぁ。
で、オンラインコースをみてみたら。日本語に翻訳されたCD-ROMもありました
彼は日本でも講演したことがあるらしいです。→http://www.livebloodtraining.com/main/page_live_blood_course_usb_live_blood_analysis_course.html
良く読んだら日本の会社が作った?暗視野顕微鏡システムを使っている??
その会社→http://www.wismerll.co.jp/products/ubique/index.html
上記のサイトを良く読んだら、なになに??ソマチットも見える顕微鏡??
以前読んだ『新・食物養生法』の鶴見医師はこの日本の会社の暗視野顕微鏡を使って赤血球を観察し続けたのだろうか
キョウミシンシン
思うに、血液の状態というのはまさにその時の環境や食べ物によって多大な影響を受けたり、個体差によってその人のスタンダードも違うだろうし、こんなリサーチ結果もあるし、有効な使われ方というのは鶴見医師のように同じ患者さんの同じ場所の血液を採って、私自身のこの目で暗視野顕微鏡で毎日継続して分析しないといけないと思う。
このコース、すごく惹かれるけど、だからってこの資格は公的なものではないのでコースを終わったからといって血液分析のプロとして就職はできないだろうし(就職も私の中で重要)。。。
でもでも、このコースを受講する意味もあるかもしれないです。
上記のDr Seeger のサイトに書いてあるけど、鑑別技術が甘いと血小板がくっついた状態をカンジダと間違うことが多いらしい(カンジダは常在菌だから体内にも空気中にもいるけど、生理学的に血液中にはカンジダは存在できないし、血液感染してるとしたら重病でICUに入院してる、とか。)から、このコースで鑑別法をしっかり学んで、それを売りにして(あるいは正しい鑑別をすると逆に厄介者にされる可能性もあるけど)
なので、暗視野顕微鏡がある職場に就職して仕事しつつ、タダで(あるいは格安で)血液と自閉症や自己免疫疾患の患者さんのコンディションの相関関係の研究ができるなら、それが今(実は看護よりも先に)私のしてみたいことです
私、一人でコツコツやる地味~な仕事、実は大好き♪
だからナースより顕微鏡をのぞくほうがバッチリと思ったのだけど。
代替医療ではクライアントの前でLIVEパフォーマンスに使われる??
ドクター(医師)が暗視野顕微鏡を使って研究してるクリニックに就職しよう