自閉っ子の進学準備に必要なこと。
気づけば今日も子どもたちと寝てしまい、妙な時間に起き出してます。
まだメラトニンが手に入らず、代用で凌ごうとしたけれども効果なく。
私が(多分)子どもたちより先に眠りに落ちてたと思います。
今日のワイナリー。もう疲れた~
一応あとで書こうと思ってます。
さて、先日くまこさんにお借りした、ビクトリア州自閉症スペクトラムカンファレンスのDVD。
やっと見まして。
でもそれがとてもタイムリー
うれしくてニコニコしながらみてました。
バレンタインは無縁でしたけれどもね。
子どもたちがいればいいさ☆
余談ですが、シドニーの小学校では2人とも学校でバレンタインデーには父と母に手作りカードを描いてくれてました。
でも今年は何もナシ。教員組合デモと重なったからかなぁ。。。
さてさて、そのカンファレンスDVDには発達時期別にたくさんのプレゼンテーションが収録されてます。
その中で、小学校高学年からハイスクール(AUSは公立も中高一貫教育)の自閉っ子Adolescence対象のPreparing for school(小学校からハイスクールへの進学準備)by Shannon Eelesのプレゼンテーションが一番ぐっときました。
コレだ!みたいな。
というのは、ちょうど先日の担任との面談で、今年からもうハイスクールの見学に行くようにって言われたんです。
えぇ?ハイスクール(公立でも中高一貫)なんてまだ先と思ってたんですが、もう準備しないといけないってことですね。(これで本気で今から準備する気になりました。)
それで、拝借したDVDのプレゼンですが、私もののように内容をまとめてみました。
くまこさん、お許しを。
プレゼンター Shannon Eeles
ウェブで見つけたアブストラクトはこちらから→http://www.amaze.org.au/uploads/2012/05/Adolescence-Abstracts.pdf
<進学準備手順>
1、学校を選ぶ。
公立、私立、自閉症専門、フリースクール、音楽系、テクノ系などなど。
2、チームをつくる。自閉症専門家、教師、もちろん親、支援員、コーディネーターなど。
※「とりあえず様子を見ましょう」というセリフを許さない。学校がやってくれないなら、親から積極的に取り組む。
これ↑ 私への言葉?ってくらいに来ましたね。肝に銘じます。
3、移行期間を長めにとる。そしてたとえば、
進学前年の最後の学期から、新しい環境に入れてもらう。
進学前の休み中は進学先の写真とかビデオとかみて馴染ませておく。
学期が始まる前に先生たち(ハイスクールは教科別なので先生がたくさん)に会っておく。
他の生徒より早めに(ってまだ誰も学校に来てないうちに?)通い始める。
4、ハイスクールとのコミュニケーションを綿密に。
学校のキーパーソンを見つける。
その方法:面談、コミュニケーションブック(日本で言う連絡帳。AUSの学校には幼稚部や1年生でも連絡帳はない。これから今の学校で始めるとこ!)、日課チェック表、Eメールなど。
目標をしぼる。
新学期は新しいこと・スキルを導入しない。
到達目標を明確にしておく。(本人も?)
5、プラン=ゴール・目標=ILP, IEP個別支援プランを立てる。
目的、すでに身につけてること、誰が関わるか、よりよい目標、を定める。
目標は、細かく、測定可能な、到達可能な、妥当な、時間で区切ってあり、後押ししやすいことを考慮して立てる。
6、客観的にわかるように評価する。チャートを使うとよい。
かなり見にくいですが、見本はこんな感じ。
7年生(ハイスクール1年生)のもの。
見にくいですが、縦軸はWork Habit and class behaviour、横軸は教科。
左下のボックスはすべて日数、回数を記入。欠席、遅刻、何分?遅刻、タイムアウト、事件・出来事。
右下のボックスはホームルームティーチャーによるまとめのコメント。
Shannonはとにかく、プラン!プラン!プラン! 数字で評価!評価!評価!って強調してました。
以上、まとめ終わり。
まとめるってことも身に付きますね。すごく勉強になりました
くまこさん、ありがとうございました≧(´▽`)≦
このところ、なんというか、必要なものはどんどん近寄ってきてくれるみたいです。
ありがたいことです。
あ、そして同じDVDにDSM-5(Vとかくとヴイと紛らわしくなるからか、今後は数字になってます)の診断について書いていました。
ちょうどウェビナーを見逃したこともあり、そっちも見てみました。
ウェビナーの内容はくまこさんがありがたくまとめてくださってるので、私のほうはそちらと重ならないところを書きたいと思います。
驚くべきデータ(って大げさ?)も紹介されてましたので、必見ですよ!
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